◆立候補にあたり
Q1) なぜ市議選に出るのですか?
A1) ひと言で言えば、〝市民が主人公の市政〟にしていきたいから。(仮称)厚生産業会館のような市政運営はご免です。
Q2) 今回落選したら何をしますか? 4年後も立候補しますか?
A2) 落選したらということを考えたことはありません。じっとしてはいられない性格だし、生活も大変ですから何か仕事をさがすでしょうね。4年後のことは未定です。
Q3) あえてあなたのウイークポイント・短所を、エピソードを交えて教えてください
A3) さて、何でしょう。強いてあげるなら、義理と人情に弱いというところかな。以前世話になったことがあるとか、気持ちのやさしい課長さんだと強く言えないことがあります。もっとも市民に不利益になるようなことをやった場合は、そんなこと言っていられませんが。
◆上越市の今後について
Q4) これからの4年間、上越市にとって重要な選択は何だとお考えですか?
A4) 国や県の顔色をうかがうことなく、地方自治体として〝市民が主人公の市政〟をつくること。例えば、農業、農業に意欲を燃やす人や団体に対しては、規模の大小に関係なく支援し、上越らしい施策の展開を追求していくこと。
Q5) 定住人口の減少、中山間地の過疎化についてどう考えますか?
A5) 人口減少や中山間地の過疎化は上越市の大きな課題のひとつです。子育て支援策の充実、若者の雇用の確保など兵庫県奈義町のような総合的な施策の展開を図り、市全体に若者応援ムードが広がる状態をつくっていくことが必要です。中山間地がいまの状態になったのは自民党の農政、地域政策などの結果です。その点を曖昧にしないことが大事なことのひとつ。そしていまひとつ、中山間地では助け合いの精神が残っているほか、自然も食も豊かで魅力的です。若者がここに希望を持って住むケースがいくつも出てきました。地域が真剣な話し合いをし、夢のある計画づくりをしていく必要がありますね。平場、都市などとの交流を図っていくことも大事なポイントのひとつになるでしょう。
Q6) 北陸新幹線は開業しましたが、今後どうしましょうか?
A6) しっかりしたまちづくりが先でしょうね。近くに妙高山があり、謙信の居城があった春日山もある、個性ある食もある。もっと足元の魅力を再発見して行くことが大事だと思いますね。私の個人的な趣味からいえば、野の花観察ポイントはやまほどあります。これらを活かさない手はありません。上越妙高駅で大勢のお客さんが乗り降りするようになるのは、そうした土台ができた上でのことです。
Q7) 上越市の財政状況について、今後どうあるべきだと考えますか?
A7) 国の地方財政政策の展開、農業、中小企業泣かせの施策などの結果、地方自治体の財政運営は厳しいのが一般的です。そうしたなか、国の地方財政削減と対峙していくことが大事です。同時にどういう立場で、どこに重点を置いて財政運営していくかによって私たちの暮らしは大きな影響を受けます。上越市についてはガス水道局所管工事の談合発覚で明らかになったように、談合にメスを入れないできたため公共事業で税金の無駄遣いをしてきた経過があります。また、「行財政改革」の名のもとに、市民に負担を強化し、市民サービスをカットしながら、上越市の人口が4倍もある新潟市並み、あるいはそれ以上かも知れません、146億円もの財政調整基金を積み立ててきました。異常ともいえるため込み方、ため込み額だと思います。さらに、(仮称)厚生産業会館のように市民の意思をしっかり確認しないで建設を強行することもやってきました。市民の暮らし最優先の財政運営をしてほしいですね。
◆市議会について
Q8) 市議会による視察、講師を招いての講演会についてどう思いますか?
A8) 視察は目的をしっかりさせ、上越市政に生かすことができるようにたえず意識していくことが基本だと思います。講演会、私たちが勉強会と呼んでいるものですが、テーマをはっきりと定めること、年間回数が減ったとしても、聴いてためになる講師を選ぶことが大事です。
Q9) 議会の最中に居眠りしている市議をどう思いますか? ご自身は居眠りしないと誓えますか?
A9) 私も徹夜で質問の準備をして、うつらうつらしたことがあります。議員はよく睡眠をとって議会にのぞむようにすべきです。
Q10) 現状で市議はどの程度市民に対して説明責任を果たせていると思いますか?
A10) どの程度と訊かれても難しいですね。私は自分で発行するビラやHPなどで説明責任を果たすように努力しているつもりですが、市民のみなさんがどう受け止めてくださっているか。まだまだ十分とは言えないことだけは確かですが。
◆以下は設問者が関心を持っている上越市の条例についてご質問します。
Q11) 平成12年に制定された「上越市食料・農業・農村基本条例」について思うところがあればご記入ください。
A11) この条例は大規模経営者だけでなく、規模の小さな意欲ある農家も農業の担い手として位置付けていること、市の農畜産物の自給率目標を持っていることなどから、評価しています。市議会議員になる前からこの条例は気に入っていました。
Q12) 平成26年に制定された「上越市地酒で乾杯を推進する条例」について思うことがあればご記入ください。ちなみに可決したご本人たちは本当に地酒で乾杯していますか?
A12) 地酒の販売促進などに少しでもつながればという思いで私も賛成しました。たしかに地酒で乾杯する機会は増えましたね。ただ、私は普段はビール党です。そのビールも夏場以外はほとんど飲んでいませんが。
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