政策リーフレットを作成しました

政治経済

ダウンロード-今井孝 政策リーフレット 表面(高画質JPEG画像)
ダウンロード-今井孝 政策リーフレット 表面(PDF)

ダウンロード-今井孝 政策リーフレット 裏面(高画質JPEG画像)
ダウンロード-今井孝 政策リーフレット 裏面(PDF)

このたび人生で初めて政策リーフレットを作成しました。
そこに至る経緯や思いをまとめておきます。

今井 孝とは何者なのか?

今回は政策の主張よりむしろ「今井 孝」という人間を知ってもらうこと、そして何より市町村合併変遷地図を作成し上越市の市町村合併について考えてもらうことを主眼に置きました。

構成

全体の構成は

(表面)
1 表紙
2 政策
3 上越市で何をやってきたか

(裏面)
4 経歴
5 市町村合併変遷地図

となっています。ある意味、たったこれだけです。

制作の経緯

このたび私は上越市市議会議員補欠選挙に出馬することに決めましたが、実際に補選があるかどうかは9月半ばになるまではっきりしていませんでした。

当初、4人の現職市議が市長選に出馬する見込みと伝えられました。
その人たちが「辞職」をするのか、「自動失職」をするかで話がまったく変わります。

補欠選挙は、欠員が定数の6分の1を超えたときか、選挙の告示10日前までに欠員があれば行われます。今回はさすがに6分の1である6人を超えませんでした。

もし市長選の告示(届出)まで彼らが辞職をしない「自動失職」を選んだ場合、補選はなく市議会は欠員が出たままとなります。

さて、私のSNSをご覧になっている方はご承知のとおり、私は常々「市長になったら」という内容で書き込みをしています。
実は今回は当初補選がない可能性が高かったため、市長選に出ることも薄々考えていました。

私は今回、近しい友人たちに出馬のことを相談する会を2回、6月19日と8月7日(飲み会)開催しました。

2回めの飲み会のときにリーフレットの試作品を持参し、補選があることを予想しリーフレットは市長選、市議補選どちらにも使えるようにしようと考えていました。そこから本格的に制作が始まります。

結果として市長選に出馬する3人の市議は9月議会において辞職を選び、補選の実施が決まりました。そこでリーフレット作成中に、内容を市議選に絞った形に修正して今の姿になります。

写真について

デザインにおいて、写真は非常に重要です。
写真次第でデザインはおろか内容の方向性が決まっていくとすらいえます。

撮影は以前よりご縁のある本町の小熊写真館さんに顔写真をお願いすることに決めていました。

打ち合わせでお伝えした私の頭の中にあるイメージは、「GQ」誌や「Esquire(エスクァイア)」誌といった海外の雑誌の表紙によくあるモノクロ画像にしたいということでした。

とにかくいわゆる政治のパンフっぽくしたくない。
政治のポスターやパンフレットでは黒い色は従来好まれないそうです。

また、私はヒゲでメガネをかけていますが、私の憧れる人たちについて説明しました。タレントの松尾貴史(キッチュ)さん、大竹まことさん、ミュージシャンの小室等さん、訃報があったばかりの上條恒彦さん。
常々彼らの中に知性と信念のようなものを感じていますので、彼らのようになりたいという話をしました。

そうして撮影していただいたのが、あの写真です。
小熊写真館さんの130年を超える歴史の中で、その被写体のひとりとなったことを嬉しく思っています。

上越市市町村合併変遷地図

さて、今回の(自称)目玉がこの地図です。

私は政策リーフレットというのは「ゴミが投函される迷惑なもの」だと思っています。なぜなら、どの候補をみても同じようなことしか書いていなかったり、できもしない夢物語の羅列だったりすることが多い。

そこで、なるべく捨てたくなくなるようなものにするためにはどうしたらよいか考えた結果、私の長年の研究テーマでもある市町村合併の変遷地図を掲載することにしました。

今回の地図はタイトルに「改訂第2版」とあります。

といことは、第1版が存在しています。

NPO法人頸城野郷土資料室、石塚正英先生からお話をいただき、2022年6月11日にくびき野カレッジ講座(学園長・真野俊和先生)で【上越市の合併の変遷を総括する】と題してお話をさせていただきました。

このときに受講者に配布したのが第1版でした。
このときは合併の変遷は第2版のようには記載しておらず、単に明治22年の大合併の状態を記した白地図でした。8月7日のリーフレット試作品に掲載していたのもこの第1版でした。

それを今回はブラッシュアップして、変遷およびカラーにしました。
ところがこれが難産でした。全体の構成デザインを作成するのに思った以上に時間がかかり、地図に取り掛かったのが8月の終わり…。

本当はリーフレット自体を8月下旬から配り始めたかったのですが、どうやったら変遷をA4サイズで見せられるか、合併の変遷の調べ直しと、作業しているいちに時間はどんどん経ち、9月下旬になってしまいました。第1版で細かい間違いもあり、それを確認、修正するために図書館を往復し、やっと完成品が手元に届いたのが9月30日でした…。

部数について

今回の政策リーフレットは多くの立候補予定者のように、フリーペーパーでポスティングしていません。そんなお金ないです。

そこで、自分で配るのは限界があるだろうということで1000部しか印刷しませんでした。しかし自分の家の近所に配りますよと声を書けてくださった方もいて、残り部数はかなり少なくなってしまいました。

ここから先は実際にお渡しできない可能性もあり、今回JPEG画像とPDFデータをウェブサイトに掲載しました。
画質は元データのサイズでで作成してありますので、小さい字も読めるとは思います。むしろパソコンやスマホで拡大できる分、印刷物より見やすいかもしれません。

上越市市町村合併変遷地図 参考文献

・『市町村名変遷辞典』東京堂出版 平成11年9月発行
・各市町村誌
・新潟県ホームページ「5. 市町村の変遷一覧表」「11.上越市[PDFファイル/58KB]」
https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/shichouson/1204045246951.html
※県が作成したこの一覧表と当リーフレットを対照しながら見るとよりわかりやすいかもしれません

・『県別マップル 15 新潟県』昭文社
・Google マップ
・Yahoo!マップ

参考にさせていただいた資料を作成した先達に深く感謝申し上げます。
それらを参考に「地図で見る」形でひとつ前に進められたと自負しております。

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