2024上越市議会議員選挙に立候補いたしました

私、(自称)革命家 今井孝は上越市議会議員一般選挙(令和6年4月21日投開票)に立候補いたしました。
このページでは立候補する理由、私の主張、公約などをここに表明いたします。

立候補する理由・動機

まとめると


行政(=予算の使いみち)を監視する立場である市議会が
自分たちのこととなると与えられた特権とばかりに金を使う

つまり普通の市民が市議になった途端に上級国民化する
そこで市議を目指すことが「就職活動」になってしまう人が現れる
そして不祥事を起こす

そのことに怒っている
市議会に革命を起こして正していく

市議会が役割を果たせていない

地方自治において市議会の役割は、行政の監視役です。
言い換えれば「議会は市のお金の使いみちをチェックする」係となります。

行政と議会はまったく別の組織です。行政のリーダー(市長)と議会はそれぞれが選挙で選ばれます。
どちらも選挙で選ばれるからか、この行政と議会の役割の違いを理解していない人が多いように見えます。

このことは選挙のときに立候補予定者が作成するリーフレットを見てもわかります。
「○○を誘致」とか「○○をつくる」とかは本来市議の仕事ではありません

まるで夢物語、お金(予算)を使うことばかりで、ではどうやって実現させるかが書かれていません。

なぜならお金の使いみちを考えるのは市議ではなく行政の役割だからです。彼らがリーフレットに書いたことを実現させるためには極論すれば市長になるしかありません。逆に、政策がぎっしり書かれた市長選のようなリーフレットを発行している候補は、おそらく最初から市長になりたいと考えているのかもしれません。

夢は政策や公約ではありませんし、求められている役割でもありません。
夢は寝ているときにみましょう。

今の市議会がダメな理由

大事なことなので何度でも書きますが、市議会の役割は行政のお金の使いみちをチェックすることです。
私は今の上越市議会にはそれができていないし、今の市議会の状況はかなり危機的だと考えています。以下に理由を書きます。

1.自分の身を切れない

市の予算の使いみちをチェックをする立場にもかかわらず、自分のことになると権利とばかりに公費を使う人はそもそも市議に向いていません。

たとえば政務活動費。
ある議員が以前、市民感覚からすれば政務活動費で買う必要のない本を購入したとニュースになりました。

令和4年度の会派と市議個人の政務活動費の使途と金額が上越市のホームページで公開されています。
市議個人に交付された45万円を使い切らなかったのは32人中12人だけ。

私は政務活動費は廃止すべきだと考えます。

視察や勉強会も公費で出す必要はありません。勉強は自腹でやるから身につくのです。
市民感覚としては、約700万円という高い報酬もらってんだから自腹で払えよと思います。

2.市議会もシロアリだった

私は2021年に「なおえつうみまちアート」が企画されたとき「包括連携協定」の問題点を指摘しました。

昨今さまざまな企業、コンサル会社などが地方自治体の予算を餌食にするべく群がっています。それはあたかもシロアリのようです。

そして2023年に報道された、中川市政の通年観光出来レース問題。

兵庫県のまちづくりコンサル会社「株式会社NOTE」と「新潟日報社」の共同出資による「Essa」というまちづくり会社が、プロポーザルという提案型の公募で3社の中から選定されました。
しかしプロポーザル以前から市長、行政と緊密な関係にあったというものです。
これ自体中川市長が上越市の公費をシロアリに食わせている点で大問題なのですが、問題は市議会です。

上越市のホームページで、上越市議会の通年・広域観光推進特別委員会が令和5年2月2日~3日に行った視察報告書が掲載されています。
ここにはこのように書かれています。

6 所 感
当市では、「通年観光」を目指した取組を開始する。今回、当委員会では 2か所の観光におけるまちづくりを視察してきた。イベントだけに頼っていては通年観光は成功しない。長浜市や丹波篠山市のように人々が営々と築いてきた地域や歴史・文化、原風景を大切にし、さらに新しい価値を付して未来につなげていく。そんな取組こそが大事だと感じた。当市にも、雁木や古い町並み、何よりも中山間地域の原風景の中での人々の営み、長い時の流れの中で築き上げられてきた文化がある。両市のように素地を生かしたまちづくりを参考にしながら、古いものの価値を見出し、素地を仕立て直し、新しい価値を加えて磨いて輝かせる、志のあるものが知恵と力、資金も出し合い、官民が協働していくことが極めて大事だと実感できた。そのような取組が当市には大いに求められている。株式会社NOTEの力も大いにお借りしたいと考える。

「株式会社NOTEの力も大いにお借りしたいと考える。」という点が大問題です。

何度も言うように公費の使いみちチェック、行政の監視役であるはずの議会が既に取り込まれてしまっている、つまり市議会自体がシロアリになってしまっているのです。

この視察に行った委員は

「安田佳世(委員長)、上野公悦(副委員長)、 高山ゆう子、丸山章、滝沢一成、杉田勝典、飯塚義隆、武藤正信 」

とありますが、彼らに問題意識はなかったのでしょうか。
報道されてから慌てて議会で問題視したかのような質問をしても遅いです。
恥を知れと申し上げましょう。

3.市議を就職活動先にするな

近年の選挙は、立候補者という看板を外してみれば実質無職か年金受給世代が多くはありませんか。
これはいったいなんなのか。

市のホームページによると令和6年4月1日現在の議員報酬は以下のようになっています。

・報酬:議員442,100円(※議長、副議長は省略)
・期末手当支給率:夏期1.7か月分、年末1.7か月分、加算率20.0パーセント
※いわゆるボーナス
・費用弁償
本会議、常任・特別・議会運営・広報広聴委員会への出席1日につき1,500円(協議会等は除く)

年収ざっと700万円近く。
市議になることで特権階級、上級国民になりたい人が多いんだろうなと思います。

いい加減にしろ。

ところでヨーロッパでは日中働いている市民が夕方から集まって軽食をとりながら議論する地方議会があるといいます。地方自治の本質は「普通の市民が仕事を持ち働きながら関わること」です。
私はその姿を理想としています。

かつて市議会主催の意見交換会で「仕事と市議の掛け持ちは可能か」質問したところ「難しい」と言われました。
そのとき私が思ったのは、実際に市議はやる仕事が多く複雑であるというよりも、仕事を持っている人が参加しづらくすることで専業の「政治家」となることで権威化させるためだと感じてしまいました。

やれないのでは、やらないのです。

立候補する理由・動機 まとめ

長くなりました。

私は日頃Facebookに「#市長になったら」というタグをつけて記事を書くことがあります。
街の方向性を自ら決めたいなら市長になればよいのであり、今の市長に問題があるなら自分が名乗りをあげればいい、そう考えていました。

しかし今の上越市議会は酷すぎます。

報道されただけでも不祥事も多い。
ある市議の「野焼き」問題はさすがに記憶に新しいでしょう。
あのとき私は一市民としておそらく先頭を切って戦ったと思いますが、無力でした。

そこで立候補することで選挙をかき回せば、何人かでも問題のある市議を退場させられるのではないかという「実験」をしたくなったのです。

この文章を公開するのは立候補の届出日(告示日)です。
私以外の候補は選挙カーで名前をわめき散らしながら上越市中を走り回ることでしょう。

しかし私は違います。届出を済ませた日はそのまま仕事に行き、開店から閉店までタイヤ交換です。

市議とは我々とは別の存在なのか?
私はそんなことはないと断言します。

今回はあくまで普通に働く一市民として、今まで当たり前と思われてきた勘違いや常識と戦うことをここに宣言するものです。

市民をあまりに馬鹿にした今の上越市議会に革命を起こすために、ぜひみなさんの怒りを私に預けてください。

暴れるってばよ!!


政策・公約

政策方針

「政策」といっても多くの人が考えているのは「消費」することばかり。市長も市議会もなんとなくやった気になっただけで、結果人口は減り続け、衰退は止まらず、誰も責任を取らない。そんな上越市にストップをかけたい。

シロアリ駆除

・公費を狙ったシロアリから上越市を守るために中川市政、上越市議会を監視する

地域

・13区、高田直江津中心市街地を切り捨てない
・消防団に象徴される、人口流出の遠因でもある一部の市民に犠牲を強いる現状を改善する
・2025年で合併から20年。平成の大合併の総括

問題解決

・新しいこと始めると余計に金がかかることが理解されていない。維持もできず衰退を止められないのに発展を語るのは愚か
・議論から逃げない、説明責任を果たさせる

関心のある分野

問題提起と問題解決のために、市議になればより深く調査研究できるのではないかという事柄

(財政)中川市政の財政政策のチェック
 通年観光出来レース問題や包括連携協定
 市外の(大)企業に上越を餌食にさせないために
(歴史・地域)平成の大合併の総括、再分離の可能性
(歴史・地域)上杉謙信公偏重からの脱却
(地域・自治)地域間格差の実態調査
(人口)13区を切り捨てない、人口減少・流出を最低限に抑えるための方策
(人口・地域)消防団関連、特にポンプ操法大会等廃止に向けて
(住民自治)地域協議会と住民自治のありかた
(行政・自治)創造行政研究所と積極的に関わる
(都市計画)現状アンバランスな都市計画関連
 中心市街地を切り捨てない
 従来の市街地と空き家問題
 新市街地による域内スプロール問題
(都市計画)あすとぴあ高田など合併以降の大型開発の総括
(都市計画)道路維持関連、白線維持含む道路補修
(観光)(通年)観光政策の是正
 そもそも上越市民に外からの人をもてなしたいという気持ちはあるのか?
 普通の幸せ、日常の暮らしを大切にしたいのではないのか?
(コミュニケーション・防災)譲渡されたエフエム上越と防災無線放送の現在と今後
(コミュニケーション)上越観光コンベンション協会と上越まつりの再構築
(生活環境)バイオマスごみ袋と利権
(生活環境)分別サイクル(特に電池とライター等)の見直し

※教育はともかく子育てをしたことがないため、私などより見識のある市民の意見を聞いたほうがよい

主張・公約 <市議会革命>

選挙公報の内容に準じています

市議会に専業政治家は不要!

市民が働きながら携わるのが「自治」の本質
「市議に就職」という勘違いが腐敗を生む

公約
・仕事と掛け持ち
・スーツは着ません
・「先生」とは呼ばせません
・来賓扱いの集まりには出席しません

公費に群がるシロアリを駆除!

予算をチェックする立場にもかかわらず、自らは与えられた特権とばかりに公費を使うとか(笑)
公約
・公費を使った視察、勉強会には一切参加しません
・行政職員は敵ではありません、むしろ市議会を監視します
・政務活動費は廃止。自腹でやれ

一部の市民だけ犠牲にしない!

消防団のポンプ操法大会など「儀式」は廃止!
公約
・若者流出の遠因と考えられるポンプ操法大会等を「廃止するために」自ら消防団に入り大会に参加します。
 来賓席で偉そうに見てるだけの市議とかいらないでしょ


選挙運動について

ひとりで、ネットだけで、お金をかけない選挙を

・一般的な選挙運動はしません。
・公費を使いません(選挙公報除く)
・公費から支出される、ポスター、選挙カー、選挙ハガキ、選挙ビラとか絶対にやりません。公費の無駄です。
 それで多少は地域の経済が回るのでしょうが、私はやりません。
・後援会はありません
・選挙事務所もありません
・辻立ちは立候補者の自己満足です
・タスキ、ハチマキ、揃いのウインドブレーカー、白い手袋とかやってて恥ずかしくないんでしょうか。
 既に普通の市民感覚から外れてますよ
・インターネットは活用します
 Facebookの普段の発信はそのまま
 革命レディオは選挙期間中毎日配信しようと思っていますが、どうなりますやら
 (なお投票日はネット選挙運動ができませんが、開票ライブは可能とのことなので生配信予定です)

選挙には地盤、看板、鞄が必要と言われます。
でも、それでは若い人たちが積極的に市政にに参加する芽を摘んでしまうことになる。
それを壊したいのです。だから今回の私の選挙運動が次の世代への地ならしになればよいと思います。

動画<革命レディオ>もご覧ください!

私が主宰するYoutubeチャンネル「いまぴーの革命レディオ」にて
このページにある政策、公約等について4月15日(月)、生配信で説明いたしました。
2時間半の長い動画ですが、ぜひ少しずつご覧ください。

(自称)革命家、今井 孝に怒りの一票を!!/【2024上越市議選スペシャル】いまぴーの革命レディオ

連絡先メールアドレス

メールアドレス imai_g_g@yahoo.co.jp
Facebookアカウント https://www.facebook.com/imai.takashi1969
Instagramアカウント  https://www.instagram.com

このページの内容は、誤字脱字の訂正、言い回しの変更、修正など随時更新します。
基本的な内容は変えませんが、あらかじめご了承ください。

タイトルとURLをコピーしました